女神山(955.8m) NHKカルチャーガイド登山
 
女神山山頂
女神山山頂

2013年6月23日(日) 天候:曇りのち晴れ メンバー:中村 勲、藤原 裕、小田中 智、外35名

 コース:相沢林道登山口〜女神山〜ブナ見平〜女神霊泉〜降る滝、白糸の滝〜登山口

 23日にNHKカルチャー登山があるので、13日に下見に行った。大型バスは県道1号の白糸の滝入口から5.6km地点までしか入れなく、しかもその先の途中は土砂崩れのため道幅はさらに狭くなっていた。
 4.6kmを歩かせるのは時間がかかりすぎるので、大型タクシー2台で2往復することになり、林道歩きはなくなった。

 朝6時過ぎ38名を乗せたバスはNHK駐車場を出発する。白糸の滝入口から林道に入り、5.6km進むとタクシーが待っていた。
 タクシーに第1陣20名が乗って、残りは待つ。1時間近くかかって皆が登山口に集まり、いよいよ歩き始める。帰りのタクシーの待ち合わせは15時半である。
 滝見台から眺める白糸の滝は美しい。女神山の登り口からブナ見平に行くコースと別れ、ブナ林の斜面の急登が始まる。
 ゆっくりゆっくりと登り、ゆるやかな登りになったところで休憩する。真っ白いギンリョウソウが咲き、他にも小さな花びらの白い花が咲いている。
 緩やかなブナ林の道には総勢38名の行列が続く。今日は曇りで日差しがなく、登るのにはちょうど良い天気だ。
 県境コース分岐からやや急な登りで女神山の山頂に着く。眼下には沢内の集落が見え、秋田県側は樹林の影で見えない。
 狭い山頂の広場は我々で満杯となり、思い思いの場所で昼食を食べる。なぜか私の所だけに虫が集まり、移動してもしつこくついてきた。
 真昼岳の縦走路に少し下ると展望が開けた場所があり、雄物川流域の市街地が見え、北には真昼岳が見えるはずであるが山頂部分は雲に隠れていた。
 偵察に来た時には、真昼岳とまだ残雪で白い鳥海山が見えていた。交代で秋田県側の展望を楽しみ、コースへと戻る。
 県境コースは緩やかなブナ林の下りで、南に進路を変えて下り、673mピークから急な下りで沢に着く。途中で時期が早いボリが生えており、先頭者の特権でいただく。
 荷物を置いて空身で降る滝へと向かう。数箇所のアルミ製の橋を渡り、沢筋を登って行くと降る滝が見えた。偵察で来た時より水量は少なく、30m落差を落ちる水は、まさしく降る滝の名にふさわしい。
 ザックを置いた所に戻り一休みする。登山道は朝来た道と合流し、白糸の滝の滝見台に着く。再びザックを置き沢へと下って行く。
 急な下りにはトラロープが張られてあるが、沢に降りる所がグチャグチャで滑るので、持参した短い9mmのザイルを張る。
 沢から間もなくで白糸の滝が見え、細い水流が幾条にも集まって流れる滝は見事なほどに美しい。少し下から左の沢に入ると姥滝があった。
 急な登りを終えて滝見台に戻り一休みする。登山口の手前で、朝にあったと言うキノコもいただき、今回の山行はおみやげ付きとなった。
 待ち合わせ時間よりも40分程早く着き、名爆の滝見游ざん山行を終える。第1陣のタクシーが出発し、話語りをしながら戻るタクシーを待つ。
 道すがら、銀河高原ホテルで入浴する。偵察時の値段交渉で、600円の入浴料金が400円となった。ありがとうございました。

登山口の案内図
登山口の案内図

滝見台から見る白糸の滝
滝見台から見る白糸の滝(偵察時の写真)

緩やかなブナ林の登り
緩やかなブナ林の登り(偵察時の写真)

ギンリョウソウ
ギンリョウソウ

ユキザサ
ユキザサ

真昼岳
真昼岳(偵察時の写真)

鳥海山
鳥海山(偵察時の写真)

県境コースを下る
県境コースを下る

降る滝へ向かう
降る滝へ向かう

降る滝
降る滝

白糸の滝
白糸の滝

婆滝
婆滝

タイム:登山口(8:50)→女神山(10:50〜11:20)→降る滝(13:20)→白糸の滝(14:10)→登山口(14:50)
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