岩手山 馬返しコース ツアー登山
 


2016年8月11日(木) 晴れ
 メンバー:本田さん、小田中 智
 コース:馬返し〜五合目〜八合目小屋〜山頂 往復

 今年からできた祭日の「山の日」に岩手の百名山である岩手山にツアーを組んでみた。参加者は1人であったが、今年から始まった山の日ということもあり催行とした、
 北海道ツアー以降になり天が良くなり、毎日暑い日が続いているので天気は心配なさそうだ。

 朝5時にお迎えし、岩手山に向かう。まだ6時前ではあるが、馬返しの第1駐車場は満杯状態だった。今年から始まった山の日の効果は素晴らしい。
 今日も天気が良く山頂では13℃位の予報であり、上部は涼しそうだ。ゆっくりとしたペースで登っていくと、時間はまだ早い割には人が多い。これからもっともっとの人が登ってくることだろう。
 樹林帯を過ぎると爽やかな風が吹き、早池峰山が割としっかり見えている。上空の雲は絹雲がたなびき、花はハクサンシャジン、ヤマハハコが咲き、山はすでに秋の気配が漂っている。
 四合目の岩場帯に着くと、上方には多くの登山者が登っている姿が見える。山開きには登ったことはないが、岩手山でこんな人だかりを見たのは初めてである。
 五合目では矢巾中学校の団体がいて、順番待ちとなる。そして親子ずれの子供の姿も目立つ。最近になってようやく山に登る子供の姿が多くなってきたように見受けられる。嬉しい限りである。
 本田さんは徳島県から盛岡へ最近引越ししてきた方で、登山は初めてと言う。しかしながら、体力、バランスがしっかりしているため調子が良さそうで、私の方が写真を撮るふりをして休んでいる始末である。
 八合目の小屋も多くの人だかりで、冷たい湧水を飲みながら昼食にする。風は割と冷たく休んでいると汗をかいた体はちょっと肌寒い感じだ。
 帰りに食べるデザートを水に冷やし、不動平へと登って行く。天気が良い割には雲が多く、高い山で見えるのは早池峰山、八幡平、森吉山だけだ。
 外輪には枯れかけたコマクサ、イワブクロが咲いており、ザレた外輪にピンクと白い花が際立って見えた。山頂もひとだかりでいっぱいのようだ。
 山頂ではハガキを無料で配り、投函する郵便ポストまであった。山の日にちなんだ八幡平市のイベントだという。
 外輪を左回りし、故 杉村君に手を合わせ、内輪にある奥宮で安全祈願をする。内輪にはイワギキョウが咲いており、薄い青色の花がひときわ目立っていた。
 冷やしておいたゼリーは冷たく冷えており、火照った体に冷たさがしみわたるようだ。
 登りよりも下りの方が疲れるので、ゆっくり下っていくが、完全に治りきっていない右膝はバランスが悪くコケた。
 お山の湯で汗を流し、爽やかで楽しかった海の日の登山が終わった。


馬返しから


ハクサンシャジン


ヤマハハコ


七合目から


ミヤマシシウド


岩手山山頂と妙高岳


鬼ヶ城


猪苗代湖と屏風尾根


イワギキョウ


クモマニガナ


イワブクロ


八合目避難小屋

タイム:馬返し(5:50)→八合目小屋(9:35〜10:00)→山頂(10:50)→八合目小屋(11:25〜50)→馬返し(15:15)
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