早池峰山 雪山訓練
 


2019年4月20日(土)〜21日(日)
 メンバー:下野さん、佐藤 博さん、小田中 智
 コース:岳〜小田越〜樹林帯(テント泊)〜山頂 往復

 大型連休に穂高のバリエーションルートを登るため、アイゼンワークとザイルワークの訓練をするため、小田越上部の岩場を選んだ。
 訓練内容は、アイゼンを付けての岩登り、懸垂下降、スタカット時に2人が同時に登るザイルワーク、コンティニアス時のザイルワークである。

20日(曇りのち晴れ)
 雪は清廉の滝手前からあり、トレースを追って歩いていく。3月後半から雪が降ったため例年よりも雪が多い。
 登攀用具があるためザックは重く、河原坊から先はくたびれてくる。小田越から30分程進んだ樹林帯にテントを張る。
 天気は良くなってきたが、上部は風が強いようだ。三合目付近の岩場で訓練をするが、寒いのと早く宴会をしたいため15時過ぎに練習をきりあげテントに戻った。
 すき焼きをつまみながら飲む日本酒はことのほか美味しい。


清廉の滝


小田越への林道から望む早池峰山


三合目付近の岩場


21日(晴れ)
 6時にテントを出発する。雪は締まっておりアイゼンが気持ちよく刺さってくれる。天気は良く真っ白い鳥海山がボンヤリ見えていて、風も弱く気持ちがいい朝だ。
 鉄梯子がある岩場で繰り返し練習をし、山頂へ向かう。古いトレースはあるが近日登山者は訪れていないようだ。下を眺めても登山者の姿は見えないので、4月の天気の良い早池峰山は私たちの貸し切りである。
 山頂から望む岩手山はことのほか美しかった。
 河原坊からの林道は雪が柔らかくなったため潜り、ワカンを持参しなかったことを悔やむ。アイゼンワークとザイルワークの訓練ではあったが、荷物が重かったので体力訓練にもつながった。


見事な枝ぶりの大木の側のテント


薬師岳


五合目付近の岩場


懸垂下降の練習


岩場を登る練習


御田植え場付近から


早池峰山奥宮


山頂にて


クッキリと見える岩手山


剣ヶ峰
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