岩手山 焼走り ガイド登山 快晴の岩手山から秋田、青森県の名峰を望む!
 
駐車場から見上げる岩手山
駐車場から見上げる岩手山

2014年4月29日(火) 天候:快晴 メンバー:小川さん、小田中 智

 コース:焼走り駐車場〜第一噴出口〜ダイレクト〜岩手山 往復

 5月に西穂高岳に行くのでその訓練登山として岩手山を登りたいとのご依頼をいただいた。西穂高岳なら岩稜部があるので、焼走りコースは距離も長く、上部に岩稜部があるのでトレーニングに最適なので焼走りコースを勧めた。
 お客様は盛岡の方で、ホームページから申し込みをいただいた。地元の方が、ホームページから入ってきたのは初めてである。

 朝4時に迎えに行くと間もなく夜が白み始めてきた。これから暗くなるのも遅くなるので、朝早くから暗くなるまで長い時間歩けるため、ロングコースを登れる時期でもある。
 
 焼走りに着く頃には陽は昇り、晴れて白い岩手山が赤くなり始めてきた。登山道は雪が消えており、雪のない登山道を歩くのは先日の白神岳についで2回目である。
 朝から暑く、玉の汗が額を流れる。時々現れる雪はまだ硬いので、1ピッチ歩いた所でアイゼンを付ける。最近はアイゼンを付けないで登ることが多く、下からアイゼンを付けて登ることはめったにないが、あると歩きやすい。
 第一噴出口に着くが風はなく、天気が良いわりには低い位置に雲が垂れこめている。前方からお鉢へと続く雪の斜面は遠い。
 日差しが強く風もなく、単調な雪の斜面が続く。1時間登っても目指す岩稜は中々近づいてこない。斜面には下りの足跡と尻滑りの跡のラインが2本続いていた。
 ようやく左の岩稜に入るとそこはザレ場で、アイゼンの訓練にはならない、ただ疲れるだけの斜面だった。寒い時期だとザレも凍り岩を混じえた斜面なのだが、最近の暑さですっかり溶けてしまったようだ。
 少しの間登って右の雪の斜面に逃げる。雪の斜面がが終わると右の岩稜帯に入るが、左に雪のラインを見つけたので雪の斜面をたどって外輪直下に着いた。
 アイゼンを脱いでいると沢山の小さい虫が寄ってくるので、一休みは山頂にお預けとする。亡き杉村に手を合わせ、単独行者とすれ違うと間もなく、今年初めて来た山頂に着いた。
 山頂は青い空で晴れ渡り、遠い北方向に八甲田連峰、岩木山がそびえ、西方向には森吉山、秋田駒ヶ岳、和賀岳と真っ白な山々が見えているが、南方向の山々は雲で全く見えない。東方向には早池峰山がかすんで見えている。
 単独行者が2人登ってきたが、まだ時期が早いので静かな祭日の岩手山だ。眼下には屏風尾根からお花畑、鬼ヶ城とこれからでも行きたくなる素晴らしい景色が広がっていた。
 岩稜脇の細く残った雪のラインを下って行くと虫の大群で、息する時に口に虫が入ってくる。風もなく暑い気温のためなのか、これも異常気象のせいなのか分からないが、しばし口を閉じながら下って行く。
 広い雪の斜面でアイゼンを外し、いよいよ尻滑りである。雪が柔らかすぎてたいしてスピードは出ないが、楽しい今の時期ならではの下りだ。
 尻は冷たさをとおりこし、感覚がなくなってきた。しかし、尻滑りをやめる気にはなれない。斜面の途中でテントのポールとマットの拾い物をした。尻滑りの途中でザックのサイドから落ちたものと思われる。心当たりの方はトップページを見てください。
 第一噴出口でワカンを付け、まだまだ遠い駐車場へと下って行く。雪はグサグサであるが、ワカンを付けているため全く潜らなく、快適に下って行く。
 駐車場脇の溶岩流から見る岩手山は、暑さのせいでモヤがかかっているが、見上げる山頂はやはり遠い。
 焼走りの湯で汗を流し、小川さんを自宅に送り別れる。

赤く染まり始めた岩手山
赤く染まり始めた岩手山

第一噴出口で
第一噴出口で

外輪に続く斜面
外輪に続く斜面

左側の岩稜
左側の岩稜

お鉢で
お鉢で

間もなく山頂
間もなく山頂

岩手山山頂から
岩手山山頂から

鬼ヶ城と秋田駒ヶ岳
鬼ヶ城と秋田駒ヶ岳

屏風尾根と八幡平
屏風尾根と八幡平

茶臼岳と岩木山
茶臼岳と岩木山

下る斜面と焼走り溶岩流
下る斜面と焼走り溶岩流

振り返る岩手山
振り返る岩手山

タイム:登山口(4:35)→第一噴出口(7:10〜20)→外輪山(10:30)→岩手山山頂(10:45〜11:05)→第一噴出口(11:50〜
    12:00)→登山口(13:20)
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