八甲田大岳　スキーツアー

　八甲田大岳　スキーツアー　ボーダーやスキーヤーで春スキーが賑わっていた！

八甲田大岳

2014年４月23日(水)　メンバー：吉田　克彦(盛岡山想会)、小田中　智
　コース：八甲田ロープウェー山頂公園駅～宮様ルート～大岳環状ルート～大岳避難小屋～大岳～大岳環状ルート
　　　　　～酸ヶ湯温泉

　今年山スキーとシールを新調したが、まだ使用していなかったので、吉田さんと今年初めてのツアーを八甲田ですることになった。
　天気はいま一のようであるが景色より、私にとっては滑ることが重要だ。
　
　朝６時に吉田さんを迎えに行って高速道に乗る。黒石インターで高速道を降り、ロープウェーに向かう。雲は低く垂れ下がり、山々は見えない。
　９時の始発には混んでいて乗れなく、次の便で山頂駅に向かう。平日だというのに、スキーやボードを持った若者から年配者まで多くの人で賑わっている。
　山頂駅はガスっているが、ガイドに連れられてそれぞれのコースへと出発して行く。我々は宮様ルートから大岳に登るため、井戸岳をトラバース気味に滑って行く。
　私は登山靴なので、自家製の下降用装具を付けて緩やかな下りを滑って行く。ガスで視界が悪いが、ルート案内の竹竿に沿って滑ったり登ったりする。
　サイドバックを車に忘れてきてしまったので、地図やGPS、カメラが無い。吉田さんが通っているし、トレースがあるので問題はない途中からシールを着けて登って行くと避難小屋に着いた。
　一休みしていると大岳方面が時おりガスが切れてきた。斜面をジグザグに登って行くとガスの切れ間に青空が見えてきた。上空は晴れているようだ。
　間もなく山頂に着くとボーダーの３名がおり、高田大岳に向かうと言ってガスが切れるのを待っていた。我々も少し待つが中々ガスは晴れそうにないので避難小屋目指して滑る。
　始めはおっかなビックリの滑りであるが、ターンを切るごとに感じがつかめてきた。小屋を過ぎ、宮様ルートの合流点で昼食にする。山頂方面は雲がかかっているが下は青空があるのでこれから天気が回復するのであろう。
　あとは緩い斜面を酸ヶ湯温泉まで一気に滑って行くと、温泉直下が傾斜の強い斜面があり面白く滑った。
　２年ぶりの春スキーは楽しく、登山靴にしては思ったより滑れたと思う。しかし、ザラメの雪質と自作の装具に助けられたことは言うまでもない。
　温泉からタクシーを呼び、ロープウェー駐車場に戻る。タクシー料金は1,600円であった。
　蔦湯温泉で入浴するが、昔風の建物と風呂は情緒があって遠回りしたかいがあった。鹿角に美味しいホルモン屋があるというのでそこで夕食を食べ、鹿角から高速道に乗り盛岡へと帰る。
　残雪は間もなくなくなってしまうので、春スキーができるのもあと何日もない。あと２回くらいは滑りたいと思う。