兜明神岳・岩神山 リハビリ登山
 


2016年6月12日(日) 晴れ

 メンバー:小田中 智
 コース:区界高原ウォーキングセンター〜かぶと広場〜兜明神岳〜うまっこ広場〜岩神山〜うまっこ広場〜
     ウォーキングセンター

 1月中旬に半月板損傷と突発性右膝骨壊死の発症により、3月に入院と手術をしたため、1月の岩手山以来の山である。退院してまだ2週間であるので、リハビリのつもりで登りやすいこの山を選んだ。
 自宅でのリハビリでは、ウォーキングを4km〜10kmに延ばし、筋力トレーニングもこなしてはいるが、片足で踏ん張るにはまだまだ問題がある。したがって登りよりも下りに不安がるので、まだ早いかなと思いながらも試してみることにした。
 しばらく前に区界高原ウォーキングセンターに行ってはいたが入口がわかりずらく、ナビを使用していなかったため行ったり来たりしながら登山口に着いた。
 トレイルランシューズに履き替え、ゆっくりと歩き始める。今のところ膝には問題はないが、骨盤周りの方が痛い。5ヶ月間もまともに歩いてないので無理もない。
 今日は天気が良く暑いが、樹林帯の木陰は日が当たらなく気持ちがいい。大粒の汗を流しながら見晴山分岐に出ると、黄色いウマノアシガタが咲いていた。かぶと広場は芝生みたいな草原の広場で、寝っ転がったら気持ちが良さそうであるが今日は暑い。
 兜明神岳に向かって登って行くとレンゲツツジが咲いていた。山頂の岩場を登り、石室の脇に座る。下には区界集落が広がり、左奥には早池峰山が雲を背景にしてそびえている。
 北側には鉄塔とともに岩神山がすぐ近くに見えている。空は青く、新緑の緑が美しい。もっとゆっくりしていたいのだが虫がうるさいので退散する。
 岩場を真っ直ぐ下に向かって降りていくが、膝に全体重をかけれないので片足で踏ん張るのが怖い。下りの登山道はストックを使用しながら慎重に下っていく。思っていたより順調な足取りに満足する。
 かぶと広場から岩神山に向かって行くと、ウマノアシガタの群落が咲く素敵な草原のうまっこ広場がある。木陰で昼寝したら気持ちが良いことだろう。
 レンゲツツジの門をくぐると登りが急になり、間もなく送電線が見えてきて電波中継所の鉄塔がある広場に着く。山頂は間もなくであるが、三角点は木々の中で眺めは悪い。広場に下り先にある岩峰に登ると展望が良い。
 お腹はペコペコで家から持ってきたオニギリと氷水がとても美味しい。ここも虫がうるさいので早々に退散する。
 うまっこ広場からかぶと清水に向かい、冷たい清水が冷たく気持ちがいい。下りになると膝が少し痛くなってきたが、思いのほか足の調子が良いのに満足だった。しかし、体力的にはまだまだで、傾斜の強い登りの山ではヘバリそうだ。
 車ではアイシングをしながら家路に向かう。


かぶと広場の草原


兜明神岳の岩峰


岩神山


早池峰山


うまっこ広場の草原


ウマノアシガタ


レンゲツツジの門


レンゲツツジ


岩神山山頂


岩神山頂奥の岩峰


かぶと清水
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