ハクサンシャジンとシラネニンジン咲く焼石岳
2013年8月25日(日) 天候:小雨のち曇り時々晴れ メンバー:板倉さん、小田中 智
コース:中沼登山口〜中沼〜銀明水〜姥石平〜東焼石岳〜焼石神社〜焼石岳〜銀明水〜登山口
インターネットから、プライベート登山の申し込みがあった。今までは県外の方からばかりであったが、初めて県内の奥州市の方からの依頼であった。6時にご自宅に迎えに行くことにする。
5時前に家を出て高速道に乗り、6時少し前にご自宅に着いた。私の車にお客様を乗せ、登山口へと向かう。曇り空ではあるが空は明るいので晴れる兆しがある。
登山口に着くと小雨が降りだし、カッパを着て歩き始める。しかし、上空は明るいので、しばらくすると晴れそうな気がする。
中沼で見るタチギボウシの紫の花は大きく、ヒオウギアヤメも雨に濡れて一段と輝いている。1時間も歩くと雨は上がり、蒸れでカッパの中は汗をかいていた。
銀明水で帰りのためのスモモを冷やしていると、21日に会った中村さんと開会し、彼は刈払いのためのカマを持っていた。そして、板倉さんの近所の方だったことにビックリする。
上空には青空がのぞき、陽の光もさし始めていた。ハクサンシャジンはますます美しさをまし、ウメバチソウも前回より数が増えて咲いていた。
ガスの切れ間から山頂も見え、登るにしたがい天気は良くなってきてはいるが、風も強くなってきていた。
お客様が、東焼石岳に登ったことがなく、できれば焼石神社に回り込んで登りたいという。時間は少し押してはいるが、地元の方なので暗くなる前に登山口に着けばよいので、コース変更をする。南本内岳分岐手前のお花畑はどんな装いを見せてくれるのか楽しみだ。
東焼石岳の道すがらは、ハクサンシャジンが咲き誇り、二度咲きのハクサンイチゲも頑張って咲いていた。山頂は風が強く、ザックを下ろさないまま立ち去る。
7月始めに周遊した時には、池塘にはワタスゲが咲いていたが、今回は何も咲いていなかった。登山道は21日に来た時にチェンソーで刈払いをしており、だいぶ歩きやすくなっており感謝である。
歩きづらい登山道を、焼石岳を回り込んで行くとお花畑に出た。タチギボウシとシラネニンジンが咲き乱れ、お花畑は紫色と白色に彩られ、感動のお花畑であった。
焼石神社で手を合わせ、風が強い岩場を登って行く。焼石岳山頂はガスこそかかってはいないが、展望は望むべくもなかった。
下るにしたがい天気は回復し始めてきた。銀明水の小屋でコーヒーをいれ、おやつを食べながらのんびりする。そして、銀明水に冷やしておいた、冷えたスモモをいただく。
天候こそイマイチではあったが、山頂の姿ものぞみ、まだ咲き誇るたくさんの高山植物に感動し、素晴らしいの一語に尽きる焼石岳周遊の登山は終わった。
やけいし館で汗を流し、お客様をお自宅に送り届け、家路につく。
オクトリカブト
ハクサンボウフウ
ヒオウギアヤメ
ミヤマダイモンジソウ
トウゲブキ
オニシオガマ
ゴマナ
チョウジギク
エゾオヤマリンドウ
ウメバチソウ
姥石平付近
ハクサンシャジン
東焼石岳への斜面
焼石岳
東焼石岳山頂
タチギボウシとシラネニンジン咲くお花畑
タチギボウシとシラネニンジン咲くお花畑
タチギボウシとシラネニンジン咲くお花畑
ナナカマドとハクサンシャジン
焼石神社
焼石岳山頂
泉水沼と焼石岳
経塚山
ミヤマアキノキリンソウ
タイム:中沼登山口(7:00)→銀明水(9:20〜30)→姥石平(11:05)→東焼石岳(11:35)→焼石神社(12:35)→焼石岳
(13:10)→銀明水小屋(15:00〜30)→登山口(17:10) |