茶臼岳
2015年4月22日(水)
メンバー:吉田 克彦(盛岡山想会)、小田中 智
コース:アスピーテライン1,450m〜茶臼岳〜滑降〜アスピーテライン1,130m恵比須沢近く
茶臼岳からわりとロングコースを2回〜2回滑ろうということになった。
下る場所の八幡平アスピーテライン恵比須沢付近1,130mに車を1台置いて、もう1台は登り口の茶臼岳西側の1,450
mに置いて茶臼岳に登り、下に置いた車まで滑るのである。
茶臼登山口から登ると傾斜が急なのと距離が長いが、西側から登ると距離が短く傾斜も緩い。滑降は、茶臼岳から南東に延びる尾根を途中から道路に下るので、急斜面と緩斜面があり緩い登りが2ヵ所ある。
距離的にはわりと長いので、これを車で行って来いしながら複数回滑るとおもしろい。
アスピーテライン冬期ゲートを8時半集合にするが少々遅刻する。恵比須沢付近に私の車を置き、荷物を吉田君の車に積んで上へと走る。ここは冬季閉鎖が解除になったばかりで、しばらく夜間は通行止めで、8時半に開通している。
茶臼岳の登山口を過ぎると道路わきは雪の壁になっており、さらにコンクリートの急な壁になっているので登れる所はない。しかし、1,450mの所だけは高さが低く車も3台ほど止めれるのでちょうどよい。このルートは吉田君のグループが発見したという。
スキーは、ショートと普通の山スキーを持ってきているので、1本目は普通のスキーにシールを付け、オオシラビソの緩やかな斜面の樹林帯を登って行く。
右方には、岩手山の山頂から屏風尾根の山容が日に照らされて輝いている。良い天気で風も暖かく気持ちが良いスキーだ。
しばらく登って行くと頂上直下が少し急で、無理してそのまま登ると後ろに滑り、雪溝にストックが入り1本のストックが折れ、もう1本は曲がってしまった。
山頂からは岩手山の全容が見え、下にはアスピーテラインが山をえぐって走っていた。
山頂からの滑り出しが少し急なため、いやストックが片方しかないためにビビっていたが、滑り始めると雪がザラメ状なため思い通りに曲がり面白い滑りだ。
吉田君は所々で待っててくれているので、ゆっくりと滑っていける。靴は兼用靴を今年新調したので、登りと滑りにもバッチリだ。
途中2ヵ所緩やかな登りがあるが、短いのでゆっくり歩くとまた下りとなり、自分のシュプールを斜面に描きながら滑る。最後は右に急斜面があるが、左から回り込むように滑ると車に着いた。
春スキーは私でも快適に滑れるので楽しい。昨年までは登山靴だったが、兼用靴は安心して滑れるのがうれしい。
車で上に置いた車まで走り、上にある車を下に下げるため2台で下る。今度は吉田君の車を置き、スキーを積んだ私の車で上の駐車場に行く。この繰り返しをすると何度でも滑ることができるのである。
今度はショートスキーにシールを付け登って行く。予備ストックがあるので下りも問題はない。頂上直下で昼飯にして、のんびりする。最近、こののんびりが気に入ってしまっている。
ショートスキーは1m弱なので、急傾斜を曲がりながら滑るのはいいが、緩斜面を真っすぐ滑るのは疲れる。しかしながら楽しい滑りだ。
今日は2本で終わりにして、八幡平ハイツでゆっくり風呂につかる。
駐車場から登り始める
茶臼岳山頂
八幡平アスピーテラインと岩手山
滑降斜面
デモンストレーター?の吉田君
楽しいスロープ
道路から見る茶臼岳 |