東栗駒山からの栗駒山
2014年5月29日(木) 天候:晴れ
メンバー:吉田さん、Yさん、櫻田さん、吉田 克彦、小田中 智
コース:いわかがみ平〜東栗駒山〜栗駒山〜中央コース〜いわかがみ平
今年初めての登山教室を栗駒山で開催することができた。今の時期の栗駒山の魅力は、宮城県側の豊富な残雪と咲き始める高山植物である。
最初1人の申込者ではあったが、電話で誘うと他に2人が集まってくれた。天気も良さそうなので、楽しい栗駒山登山になると思われる。
東山、中野、桜台、みたけと車で迎えに行き、盛岡インターから高速道に乗る。まだ7時前だというのに、すでに日差しは強く暑くなり始めてきた。
一関で高速道を降り、いわかがみ平へと向かう。道路脇にはピンク色のタニウツギが満開である。山では何の花が咲いているか楽しみだ。
平日のせいか、駐車場には車が1台しか止まってなかった。雪が消えた登山道を歩き始めると、ショウジョウバカマ、ムラサキヤシオツツジが咲いていた。
新湯沢には豊富な残雪が残り、そこはひんやりとして涼しい。東栗駒山への尾根筋に上がると、ミネザクラが満開で、枝の隙間からは白い栗駒山が覗いて見え、感動的な光景だ。
東栗駒山が見え始めると、ミヤマキンバイの群落があり、ただただ見とれるばかりの美しさだ。東栗駒分岐を過ぎると、豊富な残雪が山頂へと続いている。
登るにしたがい空は暗くなり始め、山頂に着くと雷が鳴り始めてきた。山頂からの景色は、周りに雲が多く焼石連峰と、定かではないが神室山周辺の山しか望めなかった。
雷の音はまだ遠いので、早めに食事をして中央コースを下って行く。このコースもミネザクラが満開で、希にピンクの花が咲いており、桜に魅せられながらゆっくりと下って行く。
雷はしばらく我々から離れていかないが、雨はポツリポツリとしか降らずカッパを着ないまま駐車場に着いた。
ミネザクラに囲まれながら歩き、残雪残る山景色は美しく、楽しい栗駒山登山だった。
ハイルザーム栗駒は入浴料金が高かったため、その下の「くりこま荘」で汗を流す。道路を下って行くと途中に行者滝の看板があり、駐車場から眺める30mの滝は見事だった。
いわかがみ平
ショウジョウバカマ
ムラサキヤシオツツジ
ミネザクラ
東栗駒山から見る栗駒山
東栗駒山
ミヤマキンバイ
ミネザクラと栗駒山
豊富な雪渓が残る山頂へ
満開のミネザクラ
行者滝
タイム:イワカガミ平(9:20)→東栗駒山(11:10)→栗駒山(12:30〜50)→イワカガミ平(14:10)
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