田代平から見る七時雨山北峰
2015年4月8日(水)
メンバー:野里さん、吉田 克彦(盛岡山想会)、小田中 智
コース:七時雨山荘〜北峰〜南峰 往復
県道30号線の冬季閉鎖に合わせて七時雨山の募集登山を企画した。まだ山には雪があり、本格的な登山シーズンではないためか参加者は少なかった。
しかしながら、残雪が残る山は白と黒のコントラストが素敵で、私が一番好きな季節である。
6時過ぎに自宅を出て、それぞれの家でメンバーを乗せ田代平に向かう。今回は会の仲間の吉田君が同行した。
どんよりとした曇り空ではあるが、車窓からは七時雨山や田代山が見えていて、まずまずの天気である。
七時雨山荘はまだ冬期閉鎖されているので車が入れなく、道路入り口に置く。こちら側から見る七時雨山は北峰しか見えなく、双耳峰が見えるのは裏側の車之走峠への林道から見える。
牧場を真っすぐ三合目を目指して歩いて行く。古いトレースはあるがあまり入山者はいないようだ。3人でダベリながら歩き、時おり田代山を振り返る。
やがて急な登りとなり、六合目で単独行者の姿が見えた。やすみながらゆっくりと登って行くと、北峰が見えてきた。八合目で急角度にコースは曲がり、間もなく北峰に着く。
先行者は南峰に行って戻ってきていた。真っ白い田代平の風景も美しいが、あと1ヵ月も過ぎた緑の牧野の景色も素敵である。
少し急な斜面を下り、急な登りを終えると南峰のピークに着いた。南峰は北峰よりも標高が3m高い。こちら側も牧野風景で、七時雨山の周りは牧場に囲まれている。
ここから眺める岩手山は美しいのであるが、今日は残念ながら裾野しか見えなかった。風は微風で寒くないので昼飯にする。
帰りには所々を尻滑りする。これが春山の楽しみであるが、あまり楽しみすぎると尻の感覚がなくなるほど冷たくなる。
下に下ると、いつもながらであるが天気が良くなっていた。七時雨鉱泉で入浴し、道の駅でソフトクリームを食べる。
一本桜と七時雨山
田代山
北峰
北峰山頂
田代山をバックに
南峰
南峰山頂
七時雨山荘と七時雨山北峰
タイム:七時雨山荘付近(8:25)→北峰(10:30)→南峰(10:50〜11:15)→車(12:35) |