2015年12月27日(日)
メンバー:居谷さん(福島県)、根立さん(青森県)、小田中 智
コース:大荒沢集落〜高畑コース〜940m地点 往復
恒例の冬山トレーニング登山として高下岳を選択したところ、昨年も来ていただいた居谷さん、今シーズンから冬山登山を目指す根立さんに参加いただいた。
ようやく前日に雪が降ったので、どのくらい雪が深いか楽しみである。このコースは登山口までの林道が3.8km程あるため、スノーシューを履いて日帰りで山頂を往復するにはキツイ。
高畑コースは、山頂稜線直下まで傾斜の強い登りが無いのでスキーでの登山が楽で、頂上稜線からの滑降が楽しい。
駅前で居谷さんを迎え、盛岡南IC入口駐車場で根立さんと合流する。沢内に向かう道路は凍っており、大荒沢集落へとゆっくり走って行く。
最終民家脇で除雪は終了しており、身支度を整える。明るくなった空には青空がまじり、とりあえず天気は良さそうな感じだ。
スノーシュー、ワカンを履いて歩き始めると、積雪は30cm程で重い雪だ。時おりさしこむ陽ざしに新雪が輝き美しい。これも冬山の美しさの一つである。
やっと登山口に着いた時には10時を過ぎていた。ここからラッセルを交代しながら冬山気分を味わいながら登って行く。
新雪の下には硬い雪の層があるので、前の雪が10cm程残っているものと思われる。登るにしたがい雪深くなり膝までのラッセルとなった。
これから冬山を登りたいという根立さんは、新雪を踏みしめながら頑張ってラッセルをしてくれた。なかなか思うように先へと進まず、時間だけが過ぎて行った。
盛岡駅から列車の時刻を考えるとここまでと判断し、標高940m地点で引き返すことにする。
途中から降り出した雪は風を交えて本格的な冬山らしくなり、山頂にはたどり着けなかったが、冬山のトレーニングとしては十分に楽しむことができたと思う。
盛岡駅で居谷さんと別れ、南ICで根立さんと別れ、今年の山収めは終了した。
今年も誰も怪我がなく、安全登山ができてホッとした。一緒に登っていただいた皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
大荒沢集落 除雪終了点
林道を歩いて行く
徐々に冬山らしくなってきた
ブナ林帯をラッセル
最終到達地点
タイム:大荒沢集落(7:45)→登山口(10:15)→940m地点(13:55)→大荒沢集落(17:30) |