兎平分岐からの真昼岳
2014年11月8日(土)
メンバー:Nさん、櫻田さん、小田中 智
コース:兎平登山口〜兎平分岐〜真昼岳 往復
11月中の休みを教えられ、その休みに合うメンバーを探したところ1人見つかり、日程が決まった。
山は2人とも登ったことがない、ブナ林が美しい真昼岳にした。
6時に家を出て2人を迎え、西和賀に向かう。林道は先日峰越峠から歩いた道であるが、車で走っても結構な距離がある。
本内川に架かる吊り橋の鉄板プレートが冬のためか撤去されており、登って渡ろうとするが女性には無理のようである。
水量は膝下までありそうなので少し上流に行ってみるが、変わらないので靴を脱いで水に入る。私は滑らないように薄い靴下を履いて渡るが、川の水はかなり冷たい。
吊り橋より100m程上流なので更に小さい沢も渡ることになった。朝からの渡渉はきつい。冬に渡るのも大変であるが、冬はここまで林道を歩いてくる人はいないだろう。
さらにもう一回渡渉し登って行くと右に飛竜の滝が見える。二段で30m程ありそうで勢いのある水流と、せせらぎの水流で美しい滝だ。
急な登りから、枯葉のジュータンを敷き詰めたブナ林の山肌は広く、美しい景観だ。兎平分岐に着くと森林限界となり、女神山が見えてきた。
兎平分岐からはどっしりとした真昼岳、けっこう遠い和賀岳、遠くにかすむ鳥海山が見え、まずまずの天気であるが風がある。笹原の登山道を登り下りし九合目の急登となる。
山頂は寒いので三輪神社を祀る小屋に入って昼食とする。熱いココアが体を温めてくれて美味しい。土曜日のせいかポツポツと登山者はいるが、秋田からの登山者が多いようだ。
厚い枯葉のジュータンの下は時おり岩や木の根が隠れており、足を引きずるようにして下って行く。木々はすっかり葉を落とし裸だが、そんな樹林帯もいいものである。
渡渉点は靴を脱がずそのまま漕いで渡る。車には靴もあるので靴に水が入っても問題ない。
真昼温泉で入浴する。料金は300円と安く、お湯は少しぬるぬる感があり、肌にやさしい泉質だ。
登山口 登山ポストも撤去されていた
吊り橋 鉄板プレートも撤去されていた
登山道から見える飛竜の滝
枯葉のジュータンを敷き詰めた登山道
真昼岳
真昼岳
山頂の三輪神社
真昼岳山頂
女神山へ続く稜線
ブナ林の登山道
ピンクの葉っぱ
本内川の渡渉点
タイム:兎平登山口(8:40)→兎平分岐(10:30)→真昼岳(12:10〜40)→兎平登山口(15:10) |