中沼コースから銀明水避難小屋に泊まり、
山頂までスキーでたどる!
焼石岳は奥州市の西方に位置し、焼石連峰の主峰である。国道397号は4月中旬頃まで冬期閉鎖のため、尿前渓谷橋から歩かなければならない。
シールを着けて中沼へ向かって尿前林道を歩き出す。夏は登山口まで車が入るが、雪がある時期は約5kmを歩くことになる。
駐車場手前から中沼に向かって冬道を登って行く。中沼付近は特にブナ林が太く見事で、ブナ好きの方にはたまらない。
中沼は冬の間氷結しているため雪原になっており、上沼に向かって真っ直ぐ直進する。上沼も雪原になっており、細い樹林帯を緩やかに登って行くと銀明水避難小屋に着く。
小屋はこじんまりとしたこぎれいな避難小屋で、一夜を楽しむにはうってつけだ。
朝食後、宿泊装備は小屋に残して日帰り装備で出発する。左に横岳の稜線を見ながら、少し急な登りから緩やかな登りがしばらく続く。
視界が悪い場合は右に寄ると尿前川に入り込んでしまうので、左寄りにルートをとると横岳の稜線を沿うことになるので、姥石平まで迷うことが少なくなる。
姥石平からは山頂へ直登するもよし、横岳の稜線を経て夏道沿いに頂上へ向かうもよしだ。視界が悪い時は頂上へ直登した方が無難である。
山頂は全方位の展望で、岩手県内の山々はもちろんのこと、運が良ければ鳥海山のラインが美しく望まれる。
山頂からは、スキーに自信があればシールを外して滑るのもよいが、冬は雪面が硬くなっている。下りは右に横岳の稜線を見ながら下ると、左の尿前沢に入り込むことはなくなるので、視界が悪い時は要注意だ。
銀明水小屋で残した荷物をパッキングして、昨日のトレースをたどりながら下って行く。天気が良ければ迫力ある経塚山の山容が美しい。
焼石岳は積雪量が多いため、4月下旬頃までスキーを楽しむことができます。
■募集期間/12月1日〜3月25日 都合の良い日を選んでください。
■コ ー ス/1日目:尿前渓谷橋〜尿前林道〜中沼〜銀明水避難小屋
2日目:銀明水小屋〜姥石平〜焼石岳 往路を戻る
■登山形態/単独・グループ登山≪1泊2日小屋泊登山≫
■定 員/1名〜3名(1名様でも山行します)
■登山費用/1名の場合 1名:42,000円(諸経費別)
2名の場合 1名:34,000円(諸経費別)
交通費:8,000円(参加人数割り)
食 費:1人 1,500円(ガイド分は参加人数割り)
■歩行時間/1日目:7時間程(休憩時間は含まず)
2日目:8時間程(休憩時間は含まず)
雪のある時期は状態によって時間が変わります。時間は目安です。
■食 事/1日目の夕食・2日目の朝食は用意します。
夜の飲み物、行動食は、各自準備ください。
■装 備/冬用登山服装一式、冬用防寒着、冬用シュラフ、マット、
食器類、ヘッドランプ、登山靴、ストックスパッツ、
山スキー又はスノーシュー、ゴーグル、入浴用着替え
共同装備・食料は、各自に均等に分担します。
■受 付 日/登山希望日の10日前まで。
カレンダーで日程を確認してください。
■集合場所/盛岡市近郊であれば、ご自宅付近まで送迎します。
市外・県外の方は、待ち合わせ場所を指定して下さい。
■出発時間/自宅付近5時頃
■申込み資格/スキーで歩行時間が8時間程を2日間歩ける方。
交代でランセルできる方。
■保 険/各自で山岳保険に加入してください。
■申込み先/インターネット メール
電話 080-5554−4417
■予約確定/ご入金後に、登山確定となります。
2回目以降の方は、登山時に直接持参でも構いません。 |
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尿前林道の歩き出し |
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林道から中沼への冬道 |
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中沼の雪原 |
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銀明水避難小屋 |
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吹雪の山頂 |
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銀明水から見る横岳の稜線 |
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経塚山 |
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経塚山と天竺山 |
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