奥穂高岳

山中の避難小屋や山小屋、麓の温泉に泊まって、少人数でゆっくりと楽しむプランです。
登山希望日は日程カレンダーを確認し、登山日程の期間内から自由に選択できます。
避難小屋に泊まる場合は私が食事を作ります。山での生活や食事も楽しみの一つです。
コースの変更やオリジナルプランも企画できますので、お気軽にご相談下さい。

奥穂高岳(3,190m) 少人数でゆっくり登山　
３泊４日　山荘３泊
ゆっくり歩きますので、山を歩いている方なら70歳代の方でも大丈夫です。

アルピニスト憧れの山、涸沢カールから岩を乗り越えて
北アルプスの最高峰・奥穂高岳へ

■奥穂高岳の概要（日本百名山）
　北アルプス南部に位置する穂高岳は、標高3,190mで日本第３位の高さを誇り、北アルプス最高峰となる奥穂高岳をはじめ、西穂高岳、前穂高岳、明神岳、涸沢岳、北穂高岳などからなる穂高連峰の総称である。
　峻険な岩稜を従えてそびえ立つピークと、滝谷や屏風岩など日本有数の岩壁、涸沢や岳沢などの優美なカールには雪渓が残り、高山植物のお花畑である。
　訪れる登山者を魅了する山岳美と迫力は、名実ともに日本アルプスを代表する。

コースの概要
　梓川と岳沢の景観が有名な上高地を起点に、涸沢を経て奥穂高岳を目指し、景観や高山植物を眺めながら往復する。
　奥穂高岳の東側中腹に広がる涸沢は、典型的な氷河地形のカールで、夏は高山植物の花々、秋は見事な紅葉に包まれ、穂高連峰を目指す登山者の別天地となっている。
　上高地バスターミナルから歩き始め、河童橋へ向かう。梓川の流れを前景に、急峻な岩肌と空を分かつ吊尾根を見上げ、その左端にそびえるピークが目指す奥穂高岳である。
　梓川に沿って起状の少ないおだやかな林道を、進むごとに移り変わる穂高連峰の景観を楽しみながら、明神から徳沢、横尾へと歩いて行く。
　横尾から梓川に架かる横尾大橋を渡って、横尾谷に沿った登山道へ進む。しばらく河原近くを緩やかに登って行く。対岸には、穂高連峰有数の大岩壁、屏風岩がそそり立つ。
　屏風岩を回り込んで行くと、本谷橋に出る。本谷橋からはやや傾斜が増し、樹林の斜面をジグザグに登って行く。
　やがて横尾谷の上流、涸沢の流れが近づくと、前方に涸沢カールが開け、カール底に堆積したモレーン上に位置する涸沢ヒュッテの尾根が見えてくる。岩を敷き詰めた道を登ると、涸沢ヒュッテに着く。
　目前には憧れの別天地、涸沢カールが広がる。右から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳と穂高の峰々がカール底を囲んでそびえ立つ。真夏でも斜面やカール底には雪渓が残っている。
　涸沢ヒュッテからは、涸沢パノラマコースへ進み、ペンキ印を追って岩のゴロゴロと積み重なったカール底を登って行く。ナナカマドやダケカンバの茂みがある地点から右にカーブして行くと、左手の斜面に涸沢カール随一のお花畑が広がる。
　涸沢岳から奥穂高岳にかけて、城壁のようにそそり立つ稜線で、ひときわ鋭角に天を突く三角錐の岩峰は涸沢槍である。
　お花畑の先で、雪渓を横断すると涸沢小屋からの道と合流する。岩礫の斜面を登ると、稜線に突き上げる岩稜、ザイテングラートの基部に出る。
　岩稜に取り付き、ところどころ設置されたハシゴやクサリを補助にしながら登って行く。傾斜はきわめて強いが、グングンと高度が上がっていくので爽快だ。
　稜線への難関、ザイテングラートを登りきると、稜線上の鞍部、白出のコルに位置する穂高岳山荘に到着する。
　目指す奥穂高岳へは、コルの南側にそそり立つ岩壁をクサリとハシゴを利用して慎重によじ登る。
　岩壁を抜けると、視界の広がる岩稜の稜線となり、背後には槍ヶ岳の尖峰が姿を現す。直下で西穂高岳への険路を分けると、待望の奥穂高岳に立つ。
　北アルプス最高峰からの展望は、360度の大展望だ。北アルプスの名だたる峰々を始め、中央・南アルプス、八ヶ岳連峰を爽快に見晴らす。
　登頂の感動を心に刻んだら、落石やスリップに注意しながら穂高岳山荘へと慎重に下る。
　ザイテングラートから涸沢カールのお花畑をじっくりと堪能し、涸沢から横尾と下り、穂高の山々の景色を思い出しながら上高地へと歩く。
　
■登山期間／７月１日～10月20日３泊４日山荘：３泊
■日　　程／
　１日目：上高地(13:00)…明神…徳沢園…横尾山荘(16:30) 泊
　２日目：横尾山荘(6:00)…涸沢…白出のコル穂高岳山荘(15:00) 泊
　３日目：穂高岳山荘(6:00)…奥穂高岳…白出のコル…涸沢岳往復…
　　　　　涸沢ヒュッテ(14:00) 泊
　４日目：涸沢ヒュッテ(6:00)…横尾…上高地(14:00) 解散
■歩行時間／１日目：３時間30分（休憩時間含まず）
　　　　　　２日目：６時間30分（休憩時間含まず）
　　　　　　３日目：６時間30分（休憩時間含まず）
　　　　　　４日目：７時間30分（休憩時間含まず）
■定　　員／３名（最少催行１名）
■登山費用／１名の場合　１名：１６８,０００円
　　　　　　２名の場合　１名：１１１,０００円
　　　　　　３名の場合　１名：８０,０００円
　　　　　　宿泊料金、ガイド料金、ガイド諸費用が含まれています。
　　　　　　仮予約からご入金後に、登山日の確定となります。
■食　　事／１日目の夕食、２日目の朝食・昼食・夕食、３日目の朝食　　　　　　・昼食・夕食、４日目の朝食が出ます。
　　　　　　【昼食は、おにぎり又は弁当となります。】
■受付日／登山希望日の30日前まで
■集合場所／沢渡：12時
　　　　　　それ以外の方はご連絡ください。
■申込み資格／歩行時間が８時間程を歩ける方、岩稜を歩ける方
■保　　険／掛捨てのトレッキング保険に加入ください。別途600円
■申込み先／インターネット　メール
　　　　　　電話　０８０-５５５４－４４１７
　　　　　　封書　028-3601 岩手県紫波郡矢巾町高田11-2-3
　　　　　　　　　小田中　智
■予約確定／ご入金後に、登山確定となります。