お花見プラン
高山植物や景色を眺めながらゆっくり歩き、休憩時間も大めに取りますので、
のんびりとした登山を、お一人やグループで花を楽しむのに最適な登山です。

焼石岳 中沼コース 登山(1,547.9m)
姥石平から焼石岳

ハクサンイチゲのお花畑がみごとです!

■焼石岳の概要
 こんもりした山頂部が特徴的な焼石岳を主峰とする焼石連峰は、胆沢平野の西に望まれる。南に横岳と獅子ヶ鼻岳、北東には東焼石岳、六沢山など1,100mを超える山々を従えている。
 山腹にブナの原生林をまとって連なる山稜は、岩手・秋田の県境に位置する。山頂の北斜面に黒く焼けた石が積み重なることから、焼石岳と名付けられたと言われる。
 地形的な大きな特徴は、いたる所に雪田、草原、湿原が見られ、遅い雪解けの始まる6月頃から多くの高山植物が次々と花を咲かせる。ことに山頂直下の姥石平は、貴重な湿性植物のあるお花畑として有名だ。
 山麓の平七沼のヒメカユ、つぶ沼登山道に群生するユキツバキなど、珍しい植物も見られる。
 建設中の胆沢ダム側から登る中沼コース・つぶ沼コース、夏油温泉から経塚山・東焼石岳を経て登るコースが代表的だ。

コース状況
 中沼登山口から、カラマツ林の急坂を登るとブナ林に囲まれた中沼に出て、静かな水面に横岳が映る。
 中沼からなだらかな道を登って行くと上沼に出る。正面に、獅子ヶ鼻岳から焼石岳の稜線が見える。
 季節とともに、中沼や上沼乳辺の湿原は、色とりどりの花で賑やかさを増す。上沼からは、沢沿いの登りからブナ林を抜け、湿原の木道を行くと、つぶ沼コースと合流する。
 さらに30分ほどで、岩の間から冷たい水が湧く銀名水に着く。右手の小高い所に避難小屋がある。
 ここから上は、ミヤマナラやミネザクラなどの低木帯を登り、横岳、焼石岳、東焼石岳に囲まれた台地状の姥石平に出る。
 ヒナザクラやハクサンイチゲの咲くお花畑を行くと、縦走路との分岐は近い。そこから泉水沼を経て横岳との鞍部を過ぎ、急斜面を登ると山頂に着く。
 山頂は360度の展望で、焼石連峰が間直に広がり、和賀岳、岩手山、早池峰山、栗駒山、鳥海山。さらに月山も遠望できる。
 
高山植物適期/
6月上旬〜8月下旬 都合の良い日を選んで下さい。
        
ハクサンイチゲの大群落は6月中旬です。
        ハクサンイチゲが終わっても他の花が順次咲きます。

コ ー ス/中沼登山口〜中沼〜銀名水〜姥石平分岐〜焼石岳 往復
登山形態/単独・グループ登山・家族登山 ≪日帰り登山≫
定  員/1名〜4名(1名様でも山行します)
登山費用/1名の場合 1名:22,000円(交通費別)
      2名の場合 1名:18,000円(交通費別)
      交通費:8,000円(参加人数割り)
歩行時間/登り:4時間程(休憩時間は含まず)
      下り:3時間程(休憩時間は含まず)
食  事/各自持参ください。
装  備/登山に適した服装、防風着、雨具、水筒、懐中電灯
      入浴用着替え
受 付 日/登山希望日の20日前まで。
      カレンダーで日程を確認してください。
集合場所/盛岡市近郊であれば、ご自宅付近まで送迎します。
      市外・県外の方は、駐車場を指定して下さい。
      関東方面からのお客様は、登山口下のひめかゆ温泉に宿泊
      するのがベストです。送迎・宿泊などご相談下さい。

出発時間/盛岡付近4時頃
申込み資格/歩行時間が7時間程を歩ける方。
保  険/掛捨てのトレッキング保険に加入ください。別途500円
申込み先/インターネット メール
      電話 080-5554−4417
予約確定/ご入金後に、登山確定となります。

※つぶ沼コース、焼石岳から経塚山を経て夏油温泉への縦走コースを
 歩きたい方は、ご相談下さい。

中沼
中沼
上沼
上沼
天竺山と経塚山
天竺山と経塚山
銀名水
銀名水
泉水沼
泉水沼
焼石岳山頂
焼石岳山頂
シラネアオイ
シラネアオイ

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