ブナ林に包まれた自然美あふれる登山道から、
お花畑が広がる山頂へ!
■和賀岳の概要(日本三百名山)
和賀岳は真昼山地の主峰で、岩手県西和賀町と秋田県仙北市の県境に位置する。
ブナの原生林が広がる高下岳、薬師岳とともに和賀川源流域を構成し国の和賀岳自然環境保全地域に指定されている。
登山道は激しいアップダウンと和賀川の徒渉など、野性味にあふれ自然を感じる。
和賀岳の登山口は高下岳への登山口と同じで、県道1号沢内線の高下バス停の少し北から高下川沿いの林道を入って行く。
登山口までの林道は約8kmあり、雪が降り始める12月から、残雪が残る6月初旬までは歩くことになる。
コース状況
登山口から杉林を急登するとブナ林となり、尾根上となり赤沢分岐に着く。
緩やかなブナ林の登りから徐々に斜度を増し高下分岐に着く。高下岳コースと分かれ、尾根の南山腹に続く平坦な和賀岳登山道を和賀川へと下って行く。
桧やブナの急坂から和賀川徒渉点へ下る。浅瀬を選んで川を渡ると、緊急時にテントを張れる台地がある。その時によって川の水量が変わり、膝まで水につかることがあるので、靴を脱いで渡るため軽いスリッパなどを持参すると便利だ。
この先は延々とこけ平まで標高差600mのブナの急登が続く。みごとなブナ林を淡々と登ると、時折高下岳の稜線が見えてくる。
すぐ灌木帯に入って笹をこぐようになると急に視界が開け、和賀岳を望む稜線のこけ平に着く。
風衝地で裸地化の進むこけ平の稜線から、高山植物が咲く草原を縫って和賀岳の山頂に着く。
夏の山頂一帯は、ニッコウキスゲやハクサンシャジンなどの高山植物が咲き乱れ、眺望をさえぎるものは何もない。
高下岳、大荒沢岳、朝日岳など和賀山塊の山々や岩手山、早池峰山、焼石岳などの山々が一望である。
下山は往路を戻るが、急な下りを終えた後の和賀川から高下分岐の登り返しはきつい。
■募集期間/6月1日〜10月31日 期間内自由に選択
■コ ー ス/登山口〜高下分岐〜和賀川徒渉点〜こけ平〜和賀岳 往復
■登山形態/単独・グループ登山・家族登山 ≪日帰り登山≫
■定 員/1名〜4名(1名様でも山行します)
■登山費用/1名の場合 1名:22,000円(交通費別)
2名の場合 1名:17,000円(交通費別)
交通費:3,000円(参加人数割り)
■歩行時間/登り:4時間30分程(休憩時間は含まず)
下り:3時間30分程(休憩時間は含まず)
■食 事/各自持参ください。
■装 備/登山に適した服装、防風着、雨具、水筒、懐中電灯
入浴用着替え
■受 付 日/登山希望日の20日前まで。
カレンダーで日程を確認してください。
■集合場所/盛岡市近郊であれば、ご自宅付近まで送迎します。
市外・県外の方は、駐車場を指定して下さい。
関東方面からのお客様は、盛岡市内に宿泊するのが便利で
す。送迎・宿泊などご相談下さい。
■出発時間/盛岡付近5時頃
■申込み資格/歩行時間が9時間程を歩ける方。
■保 険/掛捨てのトレッキング保険に加入ください。別途500円
■申込み先/インターネット メール
電話 080-5554−4417
■予約確定/ご入金後に、登山確定となります。

和賀岳山頂のお花畑から朝日岳、大荒沢岳 |
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登山口
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ブナの美林の登山道
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高下分岐
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和賀川
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こけ平から和賀岳 |
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山頂手前のお花畑から和賀岳
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和賀岳山頂
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山頂に咲くニッコウキスゲ
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シラネアオイ
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