中級宿泊プラン
山は四季折々それぞれに美しいですが、私は冬の山が一番美しく素敵だと思っています。
霧氷や樹氷、新雪が太陽の光でキラキラ輝く様は、別世界にいるかのようです。
しかし、雪のある山は色々な危険が伴います。安全を第一に無理のない行程でご案内します。
盛岡市近郊の方はご自宅付近まで送迎しますので、待ち合わせ場所までの移動は必要ありません。
遠方からのお客様は、駅や高速道インター出口、指定の駐車場まで送迎します。

県外からの方は、宿泊をしながら2山・3山との組み合わせもできますので、ご相談下さい。

朝日岳(羽後朝日岳) 1,376m 冬山テント泊登山
羽後朝日岳

貝沢から美しいブナ林を登り、沢尻岳から大荒沢岳へ。
ここから羽後朝日岳に登る登山道がなく、羽後朝日岳に登るには沢からか雪のある時期に限定される。

 
 マタギの里として知られる西和賀町貝沢部落から登山口へと向かう。最後の民家で除雪は終わり、そこから歩き始める。
 2回沢を徒渉し牧野を進むと登山口がある。牧草地からミズナラ林の急な登りとなり、ブナ林に変わると郡界分岐があり、前山分岐へと更に急登が続く。ここで見るブナ林は太く美しい。
 前山分岐からは初めて高下岳が見える。低くなったブナ林の緩い稜線を進むと県境分岐になり、間もなく展望が良い沢尻岳に着く。
 西に大荒沢岳・これから向かう夏道のない羽後朝日岳、南西に和賀岳・高下岳、北に秋田駒ヶ岳・岩手山、東に早池峰山と360度の大パノラマだ。
 沢尻岳から大荒沢岳の鞍部に下り、登ると山頂直下に着く。頂上からの展望は雪がある時期でないと悪いが、この時期は灌木も大分雪に隠れているので沢尻岳と同様のパノラマを楽しめる。
 大荒沢岳頂上は、生保内川側に雪庇が張り出しているので気をつけながら北に稜線を下ると鞍部に着く。
 鞍部から北西に延びる稜線を登ると手前のピークがあり、尾根を進むと頂上に着く。
 ここも360度の展望が楽しめ、和賀岳は遥か遠くに望まれ、和賀連峰の大きさがわかる。和賀の稜線は殆んどが展望が良く、天気が良ければ眺めているだけでも楽しめる。
 4月下旬までは山スキーで登ることができ、沢尻岳からの滑降がおもしろい。雪がある山は美しく、楽しみ方も色々とあり楽しい。

 冬の天気は変わりやすいので早めにテントに戻り、テントを撤収して往路を戻る。


募集期間/12月1日〜3月25日 都合の良い日を選んでください。
コ ー ス/1日目:貝沢集落〜郡界分岐〜前山分岐〜沢尻岳手前幕営
      2日目:沢尻岳手前〜大荒沢岳〜羽後朝日岳 往路を戻る
登山形態/単独・グループ登山≪1泊2日テント泊登山≫
定  員/1名〜3名(1名様でも山行します)
登山費用/1名の場合 1名:42,000円(諸経費別)
      2名の場合 1名:34,000円(諸経費別)
      交通費:2,000円(参加人数割り)
      食 費:1人 1,500円(ガイド分は参加人数割り)
歩行時間/1日目:8時間程(休憩時間は含まず)
      2日目:9時間程(休憩時間は含まず)
 雪のある時期は状態によって時間が変わります。時間は目安です。

食  事/1日目の夕食・2日目の朝食は用意します。
      夜の飲み物、行動食は、各自準備ください。
装  備/冬用登山服装一式、冬用防寒着、冬用シュラフ、マット、
      食器類、ヘッドランプ、登山靴、ストック、スノーシュー
      ピッケル、アイゼン、スパッツ、ゴーグル、入浴用着替え
      共同装備・食料は、各自に均等に分担します。
受 付 日/登山希望日の10日前まで。
      カレンダーで日程を確認してください。
集合場所/盛岡市近郊であれば、ご自宅付近まで送迎します。
      市外・県外の方は、駐車場を指定して下さい。
出発時間/自宅付近5時頃
申込み資格/
歩行時間が9時間程を2日間歩ける方。
       交代でランセルできる方。

保  険/
各自で山岳保険に加入してください。
申込み先/インターネット メール
      電話 080-5554−4417
予約確定/ご入金後に、登山確定となります。
      2回目以降の方は、登山時に直接持参でも構いません。
登山口
登山口
沢尻岳への尾根
沢尻岳への尾根
前山分岐
前山分岐
沢尻岳への尾根
沢尻岳への尾根
早池峰山と薬師岳
早池峰山と薬師岳
沢尻岳から大荒沢岳
沢尻岳から大荒沢岳
朝日岳(羽後朝日岳)
朝日岳(羽後朝日岳)
和賀岳は遠い
和賀岳は遠い

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