中級宿泊プラン
山は四季折々それぞれに美しいですが、私は冬の山が一番美しく素敵だと思っています。
霧氷や樹氷、新雪が太陽の光でキラキラ輝く様は、別世界にいるかのようです。
しかし、雪のある山は色々な危険が伴います。安全を第一に無理のない行程でご案内します。
盛岡市近郊の方はご自宅付近まで送迎しますので、待ち合わせ場所までの移動は必要ありません。
遠方からのお客様は、駅や高速道インター出口、指定の駐車場まで送迎します。

県外からの方は、宿泊をしながら2山・3山との組み合わせもできますので、ご相談下さい。

早池峰山 門馬コース 冬山テント泊登山
早池峰山頂上付近

冬は特に人が入らないコースを貸切で、
雪景色を楽しみながら深い雪と格闘する充実感を!

 
 南側の小田越・河原坊からのコースは、冬山登山の基本ルートになっているが、北面の門馬・平津戸コースは登山者がほとんどいなく、静かな山山登りが楽しめる。  
 下部のブナと針葉樹の鬱蒼とした森林帯、上部の高山植物帯と、南側からのコースに比較して変化がある。  
 国道106号の門馬トンネルから平伊川にかかる橋を渡り、4.5kmほど林道を走ると握沢登山口がある。冬は最後の民家から歩くことになる。
 林道から左に分岐する作業道に設置したゲートをくぐり、ほどなく左手の山腹を巻くように登って行く。少し登ると古い森林軌道跡を利用した平坦な道が出てくる。
 急峻な握沢の右岸沿いを進み、比較的新しい堰堤を過ぎると、急峻なナメ滝が連続しているアイオン沢が対岸で合流する。  
 オオシラビソ、ミズナラ、トチノキの混合林の中を進むと、握沢を渡る丸木橋があり、早池峰神社と書かれた鳥居のある五合目の垢離取場に着く。  
 やがて六合目で平津戸コースと合流する。針葉樹と広葉樹の混合林を登って行くとしだいに傾斜が増し、鬱蒼としたヒノキアスナロの林を過ぎる。  
 やがて樹高が低くなり突然視界が開けて、大岩に室を祀る八合目に着く。ここから上は、岩礫帯に背の低い針葉樹とハイマツが混じる植生が稜線まで続く。  
 稜線で左から小田越コースが合流し、右に進むと山頂は間もなくである。小田越コースの奥にそびえる三角形の剣ヶ峰の姿が美しい。  
 山頂には早池峰神社奥宮と避難小屋がある。展望は360度で、県内の山々から、隣県の名峰まで全て遠望できる。
 北上高地の山並みの果てに、太平洋を望むこともできる。運が良ければ鳥海山も見える。

 コースは雪深いため、幕営地は八合目付近になると思われます。翌日はサブザックで山頂を往復し、テントを撤収して下山します。
 下山は往路を戻る。


募集期間/12月1日〜3月31日 都合の良い日を選んでください。
コ ー ス/1日目:林道〜握沢コース〜五合目〜八合目付近幕営
      2日目:八合目付近〜九合目〜早池峰山 往路を戻る
登山形態/単独・グループ登山・家族登山≪1泊2日テント泊登山≫
定  員/1名〜3名(1名様でも山行します)
登山費用/1名の場合 1名:42,000円(諸経費別)
      2名の場合 1名:34,000円(諸経費別)
      交通費:2,000円(参加人数割り)
      食 費:1人 1,500円(ガイド分は参加人数割り)
歩行時間/1日目:8時間程(休憩時間は含まず)
      2日目:8時間程(休憩時間は含まず)
 雪のある時期は状態によって時間が変わります。時間は目安です。

食  事/1日目の夕食・2日目の朝食は用意します。
      夜の飲み物、行動食は、各自準備ください。
装  備/冬用登山服装一式、冬用防寒着、冬用シュラフ、マット、
      食器類、ヘッドランプ、ストック、スノーシュー、ピッケ
      ル、スパッツ、ゴーグル、水筒、入浴用着替え 他
      共同装備・食料は、各自に均等に分担します。
受 付 日/土・日は早めにご予約ください。
      カレンダーで日程を確認してください。
集合場所/盛岡市近郊であれば、ご自宅付近まで送迎します。
      市外・県外の方は、駐車場を指定して下さい。
出発時間/自宅付近5時頃
申込み資格/
歩行時間が8時間程を2日間歩ける方。
       交代でランセルできる方。

保  険/
各自で山岳保険に加入してください。
申込み先/インターネット メール
      電話 080-5554−4417
予約確定/ご入金後に、登山確定となります。
      2回目以降の方は、登山時に直接持参でも構いません。
門馬コースの林道
門馬コースの林道
五合目 垢離取場
五合目 垢離取場
八合目付近
八合目付近
九合目付近
九合目付近
早池峰山奥宮
早池峰山奥宮
山頂避難小屋
山頂避難小屋
樹氷と剣ヶ峰
樹氷と剣ヶ峰
中岳と鶏頭山
中岳と鶏頭山

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